(渡邉義一)1+1は2でいいの? 第96号

「ニュースで学ぶ販売士」編 UCC/世田谷に新業態のサードウェーブカフェ1

ユーシーシーフードサービスシステムは1月25日、東京都世田谷区に新業態「MELLOW BROWN COFFEE」の1号店を「MELLOW BROWN COFFEE 自由が丘本店」をオープンしました

新業態の特徴のひとつに「単一の産地コーヒー豆(シングルオリジン)の個性を活かす焙煎・抽出方法にこだわる新たなスペシャリティコーヒーの提供」があります

お好きな方によると紅茶やワインが農場ごと、年ごとに味が異なるそうです
コーヒー豆も同様で、豆の種類や農場、年ごとに味が異なるとのことです
しかし大量消費の場合には、安定した味が必要です
そこで、異なるコーヒー豆を複数配合して、配合比率を変えることで味を安定させている面があります
例えば、セブンカフェでも4種類程度のコーヒー豆をブレンドしているそうです
そのセブンカフェの焙煎を、味の素とともに担当しているのがUCCです

セブンカフェやオフィスのコーヒーサーバーは、淹れたてコーヒーのおいしさを広めることに成功しました
「この味を家庭でも」と家庭用の手挽きミルやフィルター、サイフォン、サーバーなどが売れているとか

すると、次にやってくるコーヒー好きの欲望は、「1つひとつのコーヒー豆の味を楽しみたい」
1つひとつのコーヒー豆の味がわかれば「自分だけのオリジナルブレンド」を作るヒントになります

今回の業態では、「グアテマラCOE1位エルインヘルト農場」「パナマゲイシャサンタテレサ農園」など、世界中から厳選したシングルオリジンコーヒーを常時6種類取りそろえ、高品質なコーヒーを、ペーパードリップ、サイフォン、コーヒープレス、エスプレッソなど顧客の好みの方法でで一杯ずつ抽出します

自分だけのオリジナルの楽しみ方
コーヒーの個客対応。コーヒーによる顧客の自己実現の支援なのかもしれません

<今日の○×問題>小売業の類型
「フランチャイズチェーンの本部は、投下資本を節約しながら多店舗展開できる」

○ フランチャイズチェーンは加盟店の店舗などを活用します

「アナタ」+「販売士研究会の無料動画&書籍」===>昨日と違うアナタ

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